昨日、今日とで僕が受け持つWeb科の1〜2年生を引きつれ、合宿に行ってきました。
スケジュールはこんな。

▼詳細スケジュール
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6月14日 10:00 JR小田原駅 集合

      12:00 芦ノ湖キャンプ村にてBBQ

      14:00 箱根研修所到着

      14:30 Web制作のプロセスについて 

      15:30 スパゲッティ・カンチレバー大会 

      19:00 夕食

6月15日 9:00 「感性幾何学」 

      12:00 研修所出発

      13:00  JR小田原駅 解散
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なんと、外部講師としてあの
DESIGN IT! w/LOVE」のhirokiさんこと棚橋さんが参加くださいました。
これは凄いことです・・・。

棚橋さんもとても気さくな方で、学生とも積極的にコミュニケーションを取っていただき、
学生も大変満足していました。ありがたい限りです・・・。

というわけで、リフレクション。

1.事前準備

当日を迎えるにあたっての物品や時間の段取りは未熟さを感じました。
当日の流れは頭に叩き込んで、スケジュールのリストにし、そこで発生するタスクと必要な資料、材料を書き出し、全て用意して臨んだのですが、やっぱりボロが出る。特に細かい部分で。例えば飲み物の手配や、延長コードやケーブルの類がなかったり。ただ、全てが全てできなかったわけではなく、集合場所の設定、バスの時間から逆算した集合時間、早退する学生への準備等、出来た部分もありました。「学生引率の合宿」という全くの未体験分野だったため、今回の経験を無駄にせず、活かす事とそれを起点に想像を張り巡らせることが重要だと思います



2.当日
 ■バーベキュー
バーベキュー

・1〜2年生混合で二チームに分けましたが、合宿での一番初めのイベントということもあって、まだまだ1年生と2年生のコミュニケーションは薄かった。逆に言えば、はじめにここである程度打ち解けたからこそその後のワークショップでのコミュニケーションに繋がったのかも、と思います。
・二つチームで、キレイに焼き、手際よく取り、鉄板をキレイに焼くチームがあれば、炒め物のようにざっくばらんに焼き、挙句の果てにはソースをそのままかけてしまうという違いが出てきたのは非常に面白かったです。
・学生とコミュニケーションを取ってもらうため、きっかけ作りとして立ちながら食べていた棚橋さんをこちらのチームにお呼びして、座って一緒に食べていただいたのは良い動きだったかなと思います。その後、棚橋さんも積極的に調理?に加わっていただいて学生も馴染むことができました



 ■Web制作のプロセスについて(棚橋さん:講義)

・まず、PCがちゃんと動いて、プロジェクタがちゃんと映ってよかった・・・。
・ただ、PCが動かなかった時のためにもう一台余分に持っていた方は当然使わなかったわけだけれども、リスクを考えれば無駄な行動ではなかったと思います。
・1年生にはちょっと難しい内容だったかもしれないが、ちょうど今年度から「Webディレクション」という僕の授業が始まり、全く別次元の話をしているわけではないので、ある程度は理解できたのではないかと思います
・話の内容よりも何よりも、「プロの方が話をする」ということ自体が重要と再確認。



■スパゲッティキャンチレバー(アサノ先生:ワークショップ)
スパゲッティキャンチレバー
 ※自分も参加していたため写真をとる隙がなく・・・。
   この写真は夜のフリータイムに学生が再チャレンジしたときのものです。


・ここでも1年生と2年生のペア。
・僕は一人余った1年生と組んで参加したんですが、僕があまりに一生懸命やっても仕方ないので(一生懸命やっちゃいましたが)、なるべく学生の発話や発想を促すようにインタビューしながらやりました。二回目になるとどんどんとアイディアを出すようになったので、ある程度成功したかなと思います。
・一緒に手を動かすことによる、コミュニケーションの増加というものを痛切に感じました。
・リフレクションをすることで、二回目にはどのチームもしっかりと進歩していました。やはり振替って自分の行いをチェックするというのは大事なのですね。



■夜のフリータイム

・2年生主催による1年生歓迎イベントが行われたのですが、短い期間で考えた割には良くできていて盛り上がりました。
・何より、学生が自分達で考え、もてなすという行動を起こしたことが大事。
・棚橋さんは夜遅くまで残って学生とコミュニケーションをとっていただき、大変感謝です。
・実は、講義やワークショップというのは導入で、この時間に直接コミュニケーションを取ることの方が物凄く重要なのではないかと思いました。




■感性幾何学(棚橋さん:ワークショップ)
感性幾何学


・限られた図形を限られた数で、与えられたテーマを表現するというワークショップ。例えば「馬」とか「うさぎ」とか、抽象的なもので「悲しい」とか「新横浜」もあり。
・コンパスの用意まで手配が出来ていなかった。「基本図形」というのだから正円を描くわけで、これは用意すべきでした。
・制限された部品を使っていかに自分の思いや情報を伝えるかという難しさ。
・そもそも、その情報や思いは、自分の思い描いている絵を見せることで他人が気づいてくれるのか、という難しさ。この2点はWebサイト設計にも大きく関わってくると思う。
・「スパゲッティー」から続いて、グランプリを総なめにする学生が一人いたのですが、彼の描くものを見ると度肝を抜かれる。
・大事なことは、そんな人間も、そうでない人間も「他を見る」ことで自分の頭の中にしかなかったなかったものに全く異世界からの情報追加により、ブラッシュアップすることなのだと思う。




3.まとめ

・行く前は不安でいっぱいだったけれども、楽しそうにそして学内では中々実現できない体験をすることで、はつらつとしている姿を見て「こんなに凄いことなのか」と気づけたことが最大の価値だと思います。
・事前準備でも書いたように、全体の把握から細部への配慮の難しさ。
・全くの未経験分野だからこそ、これだけボロが出たのもあると思う。想像することでリスクヘッジすることは大事だけれども、1にも2にも経験なんだということもまた感じました。
・教育手法として、コミュニケーションや発想、自立心の促し方などたくさんのものを見せつけられたと思います。
・ワークショップや講義、他学年との交流による意識の変化というものがねらいだったわけだけれども、それ以外にも、寝食をともにするだけで、普段は見られないような学生の一面を見ることができました。これだけでも、合宿というものに意義があるのかも、と思いました。



いろんな人に迷惑をかけながらも、何とか無事に終えることができました。
皆様、ありがとうございました。

特に、お忙しい中ご参加いただいた棚橋さんには感謝してもしきれません。
講義やワークショップだけでなく、気さくに学生を接していただける人間性に
何度も救われた気がします。

本当にありがとうございました。
今後の発展をお祈り申し上げます。
何か、お手伝いできることがあればいつでもお声かけください。

さて・・・・・
明日の授業準備がまだ終わってないので、あとひとふんばりします。

2008.06.15 Sun l 教育 l COM(0) TB(0) l top ▲
ほんっとに忙しい・・・・。
「ああ、学校という組織に身を置いてるんだな」と実感します。

新入生の対応に追われ、2年生の対応が全然できず・・・・。
困った困った(笑)

笑っている場合ではないか・・・。
2008.04.08 Tue l 教育 l COM(0) TB(0) l top ▲
日本工学院01


日本工学院専門学校のクリエイターズカレッジ卒業制作展に行ってきました。
場所は、秋葉原駅から歩いて数分のアキバ・スクエア
なんで、アキバなんだろう?と思っていたのですが、あとでなんとなくわかってきます。

これでいくつめだろう、というぐらい卒展に足を運んでいる僕ですが、
入ったとたん、まずびっくりする。

日本工学院02
ひ、人多い・・・・(汗)

人の多さに戸惑いながらも、グラフィック系の作品から見ることに。
日本工学院04

日本工学院05
前日に美術系専門学校の作品を見ていたので、こういうコッテコテのデジタル系グラフィック?は新鮮。
そして、うまいですねぇ。

ここまででもじゅうぶんクオリティに感心させられたのですが、
凄いのはここから。


大きなモニタにアニメが流されています。
日本工学院03


日本工学院07
そのタイミングで放映されていたのは、この作品。


アニメ科も声優科もあり、当然デジタル技術的なものも持ち合わせている日本工学院。
出来上がるのは、立派なテレビアニメ。
足が止まって見入ってしまいました。
普通に深夜とかでやっているんじゃないだろうか、というレベル。

日本工学院06
僕と同じことを感じた人達の群れ?
放映している間中、どんどん人が足を止めて観て行きます。

日本工学院08
ゲームラボもこの人だかり・・・。
手にとってやってみたかったのですが、ぜんっぜん空かなくてあきらめました(泣)
脇からのぞいてみたのですが、ゲーセンで見るようなシューティングゲームがありました。

日本工学院09
CGアニメーションの展示もあります。
ノートPCに50ぐらいの3DCGアニメーションが入っていて、
それが4セットぐらい?ありました。
ヘッドホンをつけると、当然音声も聞こえます。

峠バトルをモチーフにしたものがあり、まるでアニメ「頭文字D」のようでした。
戦時中の神風特攻隊?をモチーフにした作品があり、戦闘機で敵機を撃ち落し、
最後は勇敢に敵機に飛び込んでいく、という作品では迂闊にもちょっと感動してしまった・・・。
(デジカメで動画を撮ろうかと試みましたが、全然クオリティが伝わらないので断念しました)

見学して、なるほどだからアキバなのかと思いました。(推測にすぎませんが)
ゲームやCG,アニメが好きな人、が、好きそうな作品の群れ。
そのターゲット層の集客を見込んで、という部分があるんではないでしょうか。

研究色のものは皆無でしたが、それを補って余りある実装能力の高さを見せ付けられました。
単純に遊びに来て暇をつぶすだけでも、楽しめるんじゃないでしょうか。
(3DCG作品とかもっと見たかったぐらい・・・どこかでDVD手に入らないだろうか)

こちらは3DCGの静止画。
日本工学院10
日本工学院11


うーん、凄い。
2008.03.04 Tue l 教育 l COM(0) TB(0) l top ▲
東京工科大メディアコンテンツ展に行ってきました。

東京工科01


横浜のBankARTというところで、元々古い銀行だった建物をイベントスペースにしたところ?らしい。
まるで神殿のようなつくりで、情緒があっていいですね。
(建物の写真撮りわすれた・・・・)

作品のレベルとしては、研究色が強いものが多かった気がします。
この後、同系列である日本工学院専門学校の卒展に行くのですが、
実装能力に関してはそちらに任せているのでしょうか?

情報デザイン系の作品があったので、いくつか。

■Photon(画像検索システム)
東京工科02


画像検索はいまや検索エンジンで行えますが、
頭の中のイメージが言葉に出来ないときは困りもの。
そんなときに、自分が選んだ画像と近しい性質をもったものを
自動で洗い出してくれるというシステム。

面白いと思います。
が、これは実装が大変ですね。
僕もWeb屋時代に似たようなプロジェクトを見たことがあります。(僕はかかわっていませんが)
その時は、色なり、性質なりで検索してくれるのですが、そのためにはタグを画像に割り振らなければならず、ユーザにそれをまかせっきりにすると精度がさがるという問題がありました。

それと、画像検索や共有で言えば、今はFotonomaがいいと思います。
(とか言いながら僕はまだあまり使えてませんが)
写真好きの、写真好きによる、写真好きのためのSNS。
「知ってる?」って聞いたら、知らなかった・・・。


■Key Recipe(料理支援ソフト)
東京工科04


通常あるのは、レシピをばばばっと公開している料理サイト。
ではなくて、料理初心者が実際に料理をしながらステップごとに
作業を進めることで、より学習しやすいシステムにしたとのこと。
なので、キッチンにてタッチパネル式インターフェースを想定しているらしい。
ロケーションフリーテレビとか、そういうものでしょうか。

東京工科06
ボケボケですんません・・・。

いまDSでこういうの出てたと思います。
しかし、確かにDSより家電に組み込まれた画面パネルの方が使い勝手はよいかも。
(どれだけ普及しているのかが問題ですが)
キッチンでデジタルコンテンツを見れる環境がもっともっと整えば、自ずと出てきそうな気がします。

残念だったのは、せっかくステップで作業を切り分けているのですが、
右と左で進むだけで「今自分が全ステップでどの段階にいるのか」が
明示されていませんでした。ECサイトやレクチャーコンテンツでは必須だと思います。


全体を通して、このような研究色のある作品が見受けられたのですが、
なぜか、ユーザテストや、検証の発表がありませんでした。
聞いてみると「一応やってます」ということだったので、
せっかくの「研究」なのだから、検証や調査の部分も発表したほうが、
プロジェクトの評価はあがるのではないでしょうか。
そんなことを思いました。

にしても、4年制っていいですねぇ・・・。
2008.03.03 Mon l 教育 l COM(0) TB(0) l top ▲
日本デザイン専門01


日本デザイン専門学校の学校展に行ってきました。
当日は、この後日本デザイナー学院の卒展にも行ったのですが、名前似ていますね・・・。

日本デザイン専門08
日本デザイン専門08


見学してわかったのですが、この学校は同じ「デザイン」でも、どちらかというとアートに近いんですね。ユーザがどうとか、検証をどうするとかその手の話より、美術的な観点の作品が多い(というかほとんどそう)なぁと感じました。

日本デザイン専門02
日本デザイン専門03


新宿を近未来や日常、そして過去というコンセプトで描いた作品、だそうです。
最近、足しげく大学や専門学校の卒展に通っていますが、僕は割とこういう
「一つのテーマからいくつかのパターンを生み出す」というものが好きらしいということに気づきました(笑)

壁にはずらっと作品が並ぶ。
日本デザイン専門05


町田デザイン専門学校の産学ネットワーク展に行ったときも感じましたが、
少なくとも学校のような「ビル」で展示会を行なう場合、ありとあらゆるスペースに
作品を並べる方が、作品数の豊富さをアピールする面で優れているなぁと感じます。
お客様を飽きさせない、というか。


卒業生だけでなく、進級生の作品も。
日本デザイン専門04


で、なぜか最上階だけガラッと毛色が違う展示スペースに(汗)
日本デザイン専門10

日本デザイン専門06


プロダクト系の学科の展示でした。
これも、いくつか展示会をまわって痛切に感じることですが、やはり2Dだけでなく、
実際に目の前にモノがあるプロダクト系の展示は、強い気がします。
触れられる、「そこにある」という存在感といい、アピール力が違うなぁと。

「ご意見をください」というノート。
日本デザイン専門07


どれだけの人が書いてくれるかどうかは別として、こういう場面で積極的に意見をもらおうとする姿勢は、良いなぁと思います。

全体的な感想ですが、ともかくビジュアル的な作品の量と質。
絵、うまいなぁ〜という単純な感想ばかりですが、
全ての学生をこのレベルに持ってくのって難しいんじゃないでしょうか。

しかし、最終的にみんな絵描きとか漫画家になるんだろうか?
2008.03.01 Sat l 教育 l COM(0) TB(0) l top ▲