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がぜん好評の(謎)ディレクションのスキルシリーズ。
なんちゃって。
ディレクターっていうお仕事は大変悲しいことに、自分の手ではモノづくりはしないんですよね。直接的には。デザインもしないしコーディングもしないし。(これをもって「つくってる感がない」っていう人もいますね。僕はぜんぜんそうは思わないんですけど。)
ってことは、当たり前ですけど直接的に手を動かす人がいるわけですよね。
デザイナーさんだったりマークアップエンジニアさんだったりプログラマーさんだったり。結局、彼らが良いパフォーマンスをしてくれない限り、出来上がるサイトのクオリティがあがることはないんですよね。ディレクターが自分で手を動かすわけじゃないんだから。
自分があくせく手を動かさなくてもモノができあがるんだから幸せっちゃあ幸せだし、自分で完全にコントロールできないから不幸っちゃあ不幸です。(そんなもん気の持ちようだからどっちでもいいんだけど)
いや、だからこそ、ディレクターの仕事の一つは当然、デザイナーやMEやプログラマーの方たちがいかに自分の能力を発揮するか、その環境をつくることだと思うんですよね。そんで、もちろん彼らはロボットでもなければ犬でも無いので、ハイスペックなメモリを与えても意味ないし、ペディグリーチャムをご褒美に用意しても無駄なわけですよ。トップブリーダーじゃなくてWebディレクターなので。要するに、相手は人間だっつうことです。
相手は人間だから「良い感じでやっておいてね」って言えば良い感じに成果物があがってくるわけではないんですよ。そらそうだ。やっぱり、良くも悪くもモチベーションというものはあるし、左右されるし。人間だから。彼らが気持よく、気分よく仕事ができるようにしなければいけないし、逆に甘やかしすぎてもいけないと思います(俗に言うナメられる、ですね)。
で、じゃあどうしたら良いのかというと・・・・
一言でいうと人として思いやりを持てってことなんですけど。
それじゃ投げっぱなしジャーマン的な感じがするので、分解してみます。
1.ちゃんと褒める、評価を渡す
相手は人間なので、やっぱり誰だって褒められれば嬉しいんですよね。
テンション上がる。テンション高いほうが、良いパフォーマンスを発揮しやすい。
だから、良いお仕事をしてくれたときは、ちゃんとそれを伝えるべきだと思います。
でも、ここ勘違いされやすいんですけど、媚を売るとか、ともかく褒めちぎれば良いってことじゃないです。それはただのお世辞。お世辞だと相手がわかっちゃうと褒められても嬉しくなくなる。嬉しくなくなるとテンションはあがらない。テンション上がらないなら褒めても意味が無い。っていうかむしろ「適当な人だな」って思われて、言葉の力を失ってしまいます。褒めちぎってチャラチャラしててもそれがお仕事になるのは藤森慎吾さんだけです。
大事なのはちゃんと自分の評価軸を持って、本気で褒めることだと思います(っていうとなんか上から目線な感じがするな・・・)。だから「評価を渡す」なんですけどね。ダメだったときはダメだったとちゃんと言うべきです。でも、ここも結構難しくて、自分のハードルで評価して相手にダメだしするのは僕は違うと思います。だったら、はじめからそのハードルを超えられる人に依頼すればいい。あんまり意味ないと思うんですよね、こっちのハードルでダメ出ししても。その一言で相手がどう変わるんだっていう話で。教育するならいいんですけど。
依頼をした時点で、半分は自分の責任だと思うんですよ。だって、その人を選んだのは自分なんだから。だから、評価を渡すというのは「この人ならこれくらいはできるはず」という事前の値踏みのもとに、それをどれだけ超えてきたか、だと思っています。そして、僕は基本的に「超えなくても褒めるように」しています。その人の当たり前を僕は当たり前と受け取らないということです。依頼する時点で「ありがたいなぁ」と思っているぐらいがちょうどいいと思います。ウソじゃないし。そう思える人と仕事をするってことですけどね。
2.丁寧にお仕事を依頼する
「良い感じに」とかいってしまうディレクターはここがダメだす。だす。
相手は人間であり、そして依頼する時点で半分は自分の責任だと思うわけですけど、ってことは「良い感じに」とかファジーかつ手抜きな依頼をしている時点で、相手に負担をたくさん渡しているわけですよね。心理的にも物理的にも。そうしたら、パフォーマンスが下がるのは当然ですよね。
こういうことをきちんと説明して理解してもらうだけでも、相手の負担がかなり減ると思います。負担が減れば、自分の作業に集中できる。パフォーマンスはあがる。確実に、です。具体的な話をすれば、指示書はちゃんと書面にする、指示内容はちゃんと目で見えるようにする、スケジュールはちゃんと可視化する、アラートは危険になる前に出してあげる・・・などなどです。デザインの発注にしても、どの部分をどうして欲しいのか、そういうテイストがいいのか、それを口頭でドバーっというと相手はメモを取りながら話を聞かなきゃいけないし、イメージも掴みづらい。初めから資料を用意してあげれば、相手は理解することだけに集中できます。
資料を創ることだけが全てじゃないですよ。スケジュールを表にして渡したって、それを毎度確認する手間が増える。スケジュールを渡していたとしても、個別のタスクを渡すときには「この修正は何日までにお願いします」って一言書いてあげるだけで相手の負担が減る。
要は、「この人となら仕事しやすいな」と思ってもらうことですね。
3.嘘をつかない
これ、人によるんですけど、ディレクターによっては納期を嘘ついてバッファを取る人っていますよね。まあ、それで隠し切れればいいんですけど(墓まで持っていく)、僕はリスクが高いと思うんですよね。それと、その時点でこっちがバッファ持っていることを相手は知らないから、相手側もバッファを取っちゃう。すると、バッファだらけになってスケジュールが無駄にのびる。
僕は、嘘はつかないほうがいいと思います。
バッファがあるなら、それはきちんと伝えるべき。
バッファがあろうがなかろうが、個別の納期は守るべきものですから。
守れない人は評価を下げてそれなりの報酬にするか、依頼をしなければいいだけです。
バッファがあることは正直に伝えて「事故なり怪我なり、トラブルがあったときはここで吸収しましょう」って言っておけば、相手は必要最低限のバッファを取るだけでおさめてくれるはずなんですよね。逆に言えば、「それなりの理由があれば、納期は融通できるよ」っていう価値をディレクターから渡せるわけです。そうしたら、相手は「ああ、この人ならちゃんと無理をわかってくれるから、次も仕事したい、ちゃんと頑張りたい」って思ってもらえるんじゃないかと、僕は信じています。そして、裏切りづらくなると(笑)
4.一人の人間同士として接する
ビジネスでつながっている、ある意味では味も素っ気もない関係ですよね。
でも、やっぱり人間ですから。好き嫌いもあるし、合う合わないもある。
やっぱり人間ですから、多少は、数%はどうしてもそこに左右されるのは仕方ないと思います。もちろん、誰が相手でも同じクオリティで成果物を出すべきですけどね。それが完璧にできればロボットだと思います。
その、人間が持っている性質を否定してもしょうがないので、むしろそれを認めてうまく生かせばいいんじゃないかなと思います。
具体的に言うと、たまには仕事とは関係ない話もしていいんじゃないかなってことです。
ロボットじゃないですから。ロボットに世間話する人はお仕事休んでしばらくシーマンにでも話しかけるといいんじゃないかと思いますけども(それじゃ悪化するか)。その日の天気でもいいし、スポーツを観に行った話でもいいですし。こういう一見無駄な話って、お金をもらってる側(受注する側)や仕事を依頼される側からはやっぱりしづらいと思うんですよね。だから、立場的に言いやすいこっちからふってあげるぐらいがちょうどいいんじゃないかなと思います。
なおいいのは、その人に関連するお話ですよね。
たとえば相手がサッカーが好きだって知ってたら「昨日の日本代表戦はすごかったですね」とか。例えば、違う会社の人だったら「先日、御社の近くに行きました。喫茶店がなくて困りました・・・」とか。もちろん、世間話じゃなくて「昨夜は夜遅くにデータUPをしていただきましたが、お身体大丈夫でしょうか?」とか。
人として、相手に興味を持ち、コミュニケーションを取り、思いやりを持つってことです。やっぱり、相手は悪い気はしないじゃないですか(もちろん、それがメインになっちゃダメですし、一線を超えるようなコミュニケーションはダメだと思いますけどね)。
・・・っていうことで以上です。
まとめるとですね、思いやりを持てってことなんですけどw、その結果として、
「この人とまたお仕事したいな」と思ってもらえるかどうか。
その想いが、相手のパフォーマンスをあげてくれると思うんですよね。
相手は、ロボットじゃなくて人間ですから。
なんちゃって。
ディレクターっていうお仕事は大変悲しいことに、自分の手ではモノづくりはしないんですよね。直接的には。デザインもしないしコーディングもしないし。(これをもって「つくってる感がない」っていう人もいますね。僕はぜんぜんそうは思わないんですけど。)
ってことは、当たり前ですけど直接的に手を動かす人がいるわけですよね。
デザイナーさんだったりマークアップエンジニアさんだったりプログラマーさんだったり。結局、彼らが良いパフォーマンスをしてくれない限り、出来上がるサイトのクオリティがあがることはないんですよね。ディレクターが自分で手を動かすわけじゃないんだから。
自分があくせく手を動かさなくてもモノができあがるんだから幸せっちゃあ幸せだし、自分で完全にコントロールできないから不幸っちゃあ不幸です。(そんなもん気の持ちようだからどっちでもいいんだけど)
いや、だからこそ、ディレクターの仕事の一つは当然、デザイナーやMEやプログラマーの方たちがいかに自分の能力を発揮するか、その環境をつくることだと思うんですよね。そんで、もちろん彼らはロボットでもなければ犬でも無いので、ハイスペックなメモリを与えても意味ないし、ペディグリーチャムをご褒美に用意しても無駄なわけですよ。トップブリーダーじゃなくてWebディレクターなので。要するに、相手は人間だっつうことです。
相手は人間だから「良い感じでやっておいてね」って言えば良い感じに成果物があがってくるわけではないんですよ。そらそうだ。やっぱり、良くも悪くもモチベーションというものはあるし、左右されるし。人間だから。彼らが気持よく、気分よく仕事ができるようにしなければいけないし、逆に甘やかしすぎてもいけないと思います(俗に言うナメられる、ですね)。
で、じゃあどうしたら良いのかというと・・・・
一言でいうと人として思いやりを持てってことなんですけど。
それじゃ投げっぱなしジャーマン的な感じがするので、分解してみます。
1.ちゃんと褒める、評価を渡す
相手は人間なので、やっぱり誰だって褒められれば嬉しいんですよね。
テンション上がる。テンション高いほうが、良いパフォーマンスを発揮しやすい。
だから、良いお仕事をしてくれたときは、ちゃんとそれを伝えるべきだと思います。
でも、ここ勘違いされやすいんですけど、媚を売るとか、ともかく褒めちぎれば良いってことじゃないです。それはただのお世辞。お世辞だと相手がわかっちゃうと褒められても嬉しくなくなる。嬉しくなくなるとテンションはあがらない。テンション上がらないなら褒めても意味が無い。っていうかむしろ「適当な人だな」って思われて、言葉の力を失ってしまいます。褒めちぎってチャラチャラしててもそれがお仕事になるのは藤森慎吾さんだけです。
大事なのはちゃんと自分の評価軸を持って、本気で褒めることだと思います(っていうとなんか上から目線な感じがするな・・・)。だから「評価を渡す」なんですけどね。ダメだったときはダメだったとちゃんと言うべきです。でも、ここも結構難しくて、自分のハードルで評価して相手にダメだしするのは僕は違うと思います。だったら、はじめからそのハードルを超えられる人に依頼すればいい。あんまり意味ないと思うんですよね、こっちのハードルでダメ出ししても。その一言で相手がどう変わるんだっていう話で。教育するならいいんですけど。
依頼をした時点で、半分は自分の責任だと思うんですよ。だって、その人を選んだのは自分なんだから。だから、評価を渡すというのは「この人ならこれくらいはできるはず」という事前の値踏みのもとに、それをどれだけ超えてきたか、だと思っています。そして、僕は基本的に「超えなくても褒めるように」しています。その人の当たり前を僕は当たり前と受け取らないということです。依頼する時点で「ありがたいなぁ」と思っているぐらいがちょうどいいと思います。ウソじゃないし。そう思える人と仕事をするってことですけどね。
2.丁寧にお仕事を依頼する
「良い感じに」とかいってしまうディレクターはここがダメだす。だす。
相手は人間であり、そして依頼する時点で半分は自分の責任だと思うわけですけど、ってことは「良い感じに」とかファジーかつ手抜きな依頼をしている時点で、相手に負担をたくさん渡しているわけですよね。心理的にも物理的にも。そうしたら、パフォーマンスが下がるのは当然ですよね。
・何を求めているのか
・いくらでやって欲しいのか(それは普通なのか、ギリギリのお願いなのか)
・いつまでにやって欲しいのか
・どのようにやって欲しいのか
こういうことをきちんと説明して理解してもらうだけでも、相手の負担がかなり減ると思います。負担が減れば、自分の作業に集中できる。パフォーマンスはあがる。確実に、です。具体的な話をすれば、指示書はちゃんと書面にする、指示内容はちゃんと目で見えるようにする、スケジュールはちゃんと可視化する、アラートは危険になる前に出してあげる・・・などなどです。デザインの発注にしても、どの部分をどうして欲しいのか、そういうテイストがいいのか、それを口頭でドバーっというと相手はメモを取りながら話を聞かなきゃいけないし、イメージも掴みづらい。初めから資料を用意してあげれば、相手は理解することだけに集中できます。
資料を創ることだけが全てじゃないですよ。スケジュールを表にして渡したって、それを毎度確認する手間が増える。スケジュールを渡していたとしても、個別のタスクを渡すときには「この修正は何日までにお願いします」って一言書いてあげるだけで相手の負担が減る。
要は、「この人となら仕事しやすいな」と思ってもらうことですね。
3.嘘をつかない
これ、人によるんですけど、ディレクターによっては納期を嘘ついてバッファを取る人っていますよね。まあ、それで隠し切れればいいんですけど(墓まで持っていく)、僕はリスクが高いと思うんですよね。それと、その時点でこっちがバッファ持っていることを相手は知らないから、相手側もバッファを取っちゃう。すると、バッファだらけになってスケジュールが無駄にのびる。
僕は、嘘はつかないほうがいいと思います。
バッファがあるなら、それはきちんと伝えるべき。
バッファがあろうがなかろうが、個別の納期は守るべきものですから。
守れない人は評価を下げてそれなりの報酬にするか、依頼をしなければいいだけです。
バッファがあることは正直に伝えて「事故なり怪我なり、トラブルがあったときはここで吸収しましょう」って言っておけば、相手は必要最低限のバッファを取るだけでおさめてくれるはずなんですよね。逆に言えば、「それなりの理由があれば、納期は融通できるよ」っていう価値をディレクターから渡せるわけです。そうしたら、相手は「ああ、この人ならちゃんと無理をわかってくれるから、次も仕事したい、ちゃんと頑張りたい」って思ってもらえるんじゃないかと、僕は信じています。そして、裏切りづらくなると(笑)
4.一人の人間同士として接する
ビジネスでつながっている、ある意味では味も素っ気もない関係ですよね。
でも、やっぱり人間ですから。好き嫌いもあるし、合う合わないもある。
やっぱり人間ですから、多少は、数%はどうしてもそこに左右されるのは仕方ないと思います。もちろん、誰が相手でも同じクオリティで成果物を出すべきですけどね。それが完璧にできればロボットだと思います。
その、人間が持っている性質を否定してもしょうがないので、むしろそれを認めてうまく生かせばいいんじゃないかなと思います。
具体的に言うと、たまには仕事とは関係ない話もしていいんじゃないかなってことです。
ロボットじゃないですから。ロボットに世間話する人はお仕事休んでしばらくシーマンにでも話しかけるといいんじゃないかと思いますけども(それじゃ悪化するか)。その日の天気でもいいし、スポーツを観に行った話でもいいですし。こういう一見無駄な話って、お金をもらってる側(受注する側)や仕事を依頼される側からはやっぱりしづらいと思うんですよね。だから、立場的に言いやすいこっちからふってあげるぐらいがちょうどいいんじゃないかなと思います。
なおいいのは、その人に関連するお話ですよね。
たとえば相手がサッカーが好きだって知ってたら「昨日の日本代表戦はすごかったですね」とか。例えば、違う会社の人だったら「先日、御社の近くに行きました。喫茶店がなくて困りました・・・」とか。もちろん、世間話じゃなくて「昨夜は夜遅くにデータUPをしていただきましたが、お身体大丈夫でしょうか?」とか。
人として、相手に興味を持ち、コミュニケーションを取り、思いやりを持つってことです。やっぱり、相手は悪い気はしないじゃないですか(もちろん、それがメインになっちゃダメですし、一線を超えるようなコミュニケーションはダメだと思いますけどね)。
・・・っていうことで以上です。
まとめるとですね、思いやりを持てってことなんですけどw、その結果として、
「この人とまたお仕事したいな」と思ってもらえるかどうか。
その想いが、相手のパフォーマンスをあげてくれると思うんですよね。
相手は、ロボットじゃなくて人間ですから。
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