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しばらく空いてしまいました。
twitterのせいだな!www

タイトルは日本中の人が知っているであろう、偉大なサッカー選手ですね。
最近、戦力外通告を受けて切ない限りですが、現役続行してくれるようで、うれしいです。
J2でもいいから、まだまだその勇姿を見ていたいです。

ゴン中山って、凄いと思うんですよね。
とりあえずサッカー選手としては下手くそだしw、驚異的なスピードがあるわけでも、パスがうまいわけでも、特段にヘディングがうまいわけでもない(いや、うまいですが)。その運動量や飽くなき精神で敵陣に身を投げ、得点を取る。

でも、彼に魅力を感じるのはそういうところじゃなくて。
全盛期のジュビロでは、ゴンが途中で試合に入ると流れが変わる。
これが、ものの見事に変わる。別に、物凄いプレーをするわけじゃない。
でも、ジュビロの、一人ひとりの動きが変わるんですよね。
もう、ピッチで起きている物理的なことは、理屈では表現できないようなものです。
各選手が、コンマ何秒かの違いなんだろうけど、反応が早くなり、ダッシュが多くなり、ボールへのアプローチが早くなる。

「中山さんが入ったなら、なんとかなる」

ジュビロの全員が、何かそういうマインドを持っていたような気がします。
そういうマインドをゴン中山から受けていたというか。
ジダンが入る、中村俊輔が入るということで流れが変わることはある。
でも、それはまず彼ら個人の力があり、それにより試合が落ち着くという方が適切だと思います。ジダンの圧倒的なキープ力、類まれなるテクニックしかり、中村俊輔の老練な試合の読みとパスセンスしかり。それのおかげで、ゲームが動き、安定する。

ゴン中山って、そういうことできない。
運動量でかき乱すことはできるけれども、そういう選手は他にもいる。
でも、ゴン中山は、ピッチに入るだけで、立つだけで、周りの選手が影響を受け、何かを感じ、明らかにモチベーションや動きが変わる。なぜか、ジュビロの攻撃が活性化して、活き活きとプレーしだす。

ゴン中山の魂のなせる業なんだと思います。
それが、具体的になんなのかを突き止めるのは難しいです。
でも、ともかく、彼の人間性、それを土台とした決してあきらめないプレースタイルなんだと思います。

思うに、僕の理想とするディレクターやプロデューサーって、そういう人です。
熱い魂を持ち、決してあきらめず、何より、プロジェクトメンバーに熱を与えられる人。
それは、ただ単にクリエイティブの熱い魂を持っているということではなくて。

「あの人のディレクションなら楽しそうだ」
「あの人となら、良い仕事ができそうだ」
「あの人のディレクションなら、気持ちよく仕事ができそうだ」
「あの人の下で制作をするなら、一生懸命やりたい」
「あの人のディレクションならなんとかなりそうだ」
「あの人となら、面白いものをつくれそうだ」

その人がプロジェクトにいることで、気持ちがあがるような、
ゴン中山みたいなディレクターになりたいです。
2009.11.17 Tue l Webディレクション l コメント (0) トラックバック (0) l top

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