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気づいたら今年に入ってまともなこと何も書いてないということに今気づきました。いつもまともじゃないとか言わないで。

本当は「Webディレクターの転職について思うこと」とか「会社の呑み会なんて気を遣わせてナンボ」とか「最新のSEOはコンテンツマーケティングってそれどういうこと?」とか書こうと思ってるのですがまとまってないのでやめー。そのうち書くかもだけど、やめー。炎上こわいからやめー。

というわけで、タイトルの件。
昔は「まあそんな表現があってもまあ、いいか、まあ」とか思ってたのですが、年々気になってくるんですよねぇ。いや、正直に言うと前から気になってて、スルーしてたのができなくなってきただけなんですけど。

今日はそんな「UI/UXの表記ってなんなのどうなの?」っていうお話。

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいディレクターのおじかんです。
ググったりすると「UIとUXの違い」というお話が結構出てくるわけですが、そもそもぜんぜん違うものをなんでわざわざ「~の違い」とか語らなければならんのだとか、思うんですよねぇ。

UIはUIであってUXではないし、UXはUXであってUIではないんですけど、なんで一緒に語るのかどうしても理解できない。っていうか、もうぶっちゃけ正直に言うとUI/UXと表記する人はその実どっちもわかってないんじゃないのかとすら思えてくる。もっというと、自分たちが何を作ってるのかすらわかってないんじゃないか・・・という。


UXはすべてUIから生まれると思ってるんじゃないかという懸念


なんかー、見てるとそういう感じがするんですよねぇ。iPhoneの功罪かしら?とか思ったり。UIがUXの1要素、良いUXを提供するときの一つになり得るのは事実ですが、UIだけで必ず良いUXが生まれるわけではないですよねぇ。べつにUIがしょぼくたって、そのサービスやプロダクトそのものが貴重でユーザーにとって有益なものなら良いUXを提供していることにはなるだろうし。「なんだこれ使いづらいなー」と思ってても「でもこれしかないし、助かるんだよなー」ってのは、じゅうぶん良いUXを提供しているサービスになるわけで。
どんなに脱がしづらい服を来たガードの固いお姉さんでも、服の中が非常にエロいのならそれで良いのです。「私、脱いだら凄いんです」は立派なエロなのですじゃなかったUXなのです(ガッツポーズ)。

そして、ものすごく前までは?UXというフレーズがUIとセットになっているわけではなかったはずなので、そうすると、

・UIだけのUI設計(なんだそれ)
・UXがあるUI設計

というものが存在すると思ってるんじゃないかと思ったりするわけです。自分で何言ってるんだかわかんなくなってきた。

「これまではWebデザインってなんていうかかっこいいとか使いやすいとかだったけど、これからはユーザー体験を意識するのが大事です」みたいな。いや、それもともとUI設計ってユーザー体験を意識するものであって、これまでが間違ってただけじゃないんですか違うんですか?とか思うわけです。ええ。
エロは外見だけで決まるわけじゃないんです。たとえ清楚でガードが固そうなファッションでも、脱いだあと、むしろ内面まで含めて、どこかでエロければそれは立派な魅惑の家庭教師なのです。いやちがう立派なUXなのです(それも違う気がする)。


「シンプルで使いやすい」が良いUXのすべてではないはずなのきっと


なんだろうな、そもそも、UIが良ければ必ず良いUXが生まれるなんてことがなくて、UIはどこまでいってもUIなんですよ。

たとえば、
http://kadenfan.hitachi.co.jp/range/lineup/mro-ms7/index.html
この電子レンジとか、すげー多機能だなーすげーと思うんですけどね、同時に「見よ、このボタンの多さ」とか思うわけです。

そこへ来ると
http://www.amazon.co.jp/dp/B002ZFJAPE/
この電子レンジの潔さったらない。何このシンプルさ。もう一周まわって多機能にすら見えてくる(そんなことはない)。

UI設計では「シンプルでわかりやすくて、使いやすくていい!」って鬼の首を取ったように叫ぶわけですけど、この電子レンジでいうとシンプルでわかりやすいのはどう考えてもツマミ一つでなんでもできるっぽい単機能電子レンジの方なんですよね。でも、じゃあそれが果たして「良いUXを提供しているか」というと、必ずしもそうは言えないというか、たぶん電子レンジを購入する人の割合でいえばきっと「これじゃ機能が足りない」となるはずなんですよね。だから多機能な電子レンジがたくさん発売されてるんだし。

まあ、ユーザーが違えば提供すべき機能も変わるというだけの話なんですが、とにかくここで言いたいのは最近の多機能な電子レンジを求めている人には単機能でシンプルな操作の電子レンジでは良いUXは提供できなくて、それはUIの問題ではないってことです。はい。


UIだけじゃ解決できないUXの問題なんて山ほどあると思うんですの


思うんですの(謎)
たとえばECサイトの売り上げが伸びなかったとして、カテゴリ表示や商品レコメンドの並び、ショッピングカートのUIを改善すれば必ず売り上げが上がるのかというと、そういうわけではないです。ぜったい。たとえばコンビニのレジで売ってるようなライターを(あれ?最近も売ってるっけ?)1万円で売ってるネットショップがあったとして、売れるかという話です。まあ、売れない。そりゃあ、売れない。そんなものはネットだろうがリアルだろうが売れない。売れないものは売れない(しつこい)。

どんなにUIを改善したって、商品そのものに全く魅力がないECサイトなんて売れるわけがないんですよね。ECサイトのUXが何かということを考えるとそれは、中心にあるべきは(大概の場合は)商品そのものであって、それ抜きに語れるはずがない。もちろんそれだけじゃなくて、サイト内での適切なレコメンドや、ライフスタイルの提案、メルマガでのアプローチもあるだろうし、当然購入後のサポートもある。たとえば「ガンガンとうざくなるようなまでにメルマガを出さない」というのも立派なUXだと思うけど、これはもちろんECサイトのUIの問題じゃない。(というかECサイトのUXをWebのみで考える時点で間違いだと思いますけども)

それだけじゃなくて、前にも書いたような気がしますがたとえばゲレンデのUX。仮にレストランとかお土産とか道具レンタルとかその辺を除いた、完全に「スキーとかスノボーで滑ることそのものを楽しむ部分だけのUX」に限定したとして(なんだそれ)、わかりやすいコースマップをつくればゲレンデのUXが(競合に勝るほどに)あがるかというと、必ずしもそうじゃないというか、むしろほとんどそうじゃないというか。

わかりやすかろうがなんだろうが、コースが少なかったり短かったりバリエーションがなかったりすれば、それはたぶんつまらない。「誰でも迷わないコース案内マップ」は良いゲレンデUXの一助にはなれども、それだけで競合ゲレンデに勝てるほど力があるかというと難しい(まあ、何度行っても迷いまくるゲレンデも大変だけど)。

いや、たとえばイエティとかはすんげー短いコースしかないけど、そのかわり都心から近いですからね。とくに神奈川に住んでる者としては、あの関越自動車道の入り口に行くまでにまず心が折れて、ただその一時(いっとき)だけにおいて感じる「埼玉県民ウラヤマシス」という体験を忘れさせてくれるわけです。東名から行けるから。イエティいいよねー(謎)。
裏を返せばこれも立派な「良いUX」なわけで、コース案内マップどころか、ゲレンデそのものの機能すら関係ないわけです。流川楓さんばりに「近いから来た」とか言いたいわけです。言わんでもいいけど。

UXというものを僕は高尚に語れるほどの知識もスキルもないし、手法もあんまり知らないです。だからもう「ユーザーがどうしたら喜んでくれるか、どうしたらそれを続けていけるかを考える」ぐらいでいいんじゃないかと思ってるわけですけど(それただの"UX"じゃないけど)、なんでそれが「良いUIを考える」になるのかわからないんですよね。画面とかインターフェースだけじゃないじゃーん。それらも含めた全部じゃーんて思うですよ。すんげー操作が難しくたってガンダムのコクピットにのって操縦できるならやってみたいですよ僕はーなんだそれはー(謎)


もしかして僕が一人で勘違いしてたんじゃないかという疑惑


だから、UI/UXってわざわざ一緒にするのが理解できないんですよ。そんならもうマークアップもIAもなんもかんも全部いれてしまえよっていう。もっとわけわからなくなるけど。
だから、UX/UIならまだわかるんです。並びとして。UXのなかのUI、みたいの。

でも、ふと思ったのです。





あれ、これもしかして分数と同じ表記方法だった?



UI/UXって、一部/全部、という意味だった?



じゃあ合ってるかも(・∀・)タッハー



もしそうだったら僕が間違ってましたすみません。


でも、それでも一緒に表記する必要無いと僕は思いますけどね。
2014.04.01 Tue l 情報デザイン l コメント (0) トラックバック (0) l top

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